ノースポート・モール店(2023年5月10日(水)をもちまして閉店いたしました)

2019 03 Jan

編み込み模様の図案の作り方

今回はちょっと特殊なご希望に添ってみます


気に入った柄や、好きなキャラクターの編み込み模様を再現したいと思ったことはありませんか?

編み図がないから再現できない?
編み図がないなら作っちゃえばいいじゃない!



ということで、編み込み柄の編み図を作るコツのご案内です(*^ー^)ノ♪

①まずは作りたい図案をおこします。

今回はちょっとリアルなくまさん模様を編みたいと思います


②作りたい図案をドット絵にします

※ドット絵とは
四角い箱を一つずつ配置して表現する絵のこと。
ファミコンぽい絵と言った方が分かりやすいですかね?

スマホやパソコンに 簡単にドット絵を作れるアプリがあるので、そちらもお試し下さい
ドット絵を作れば、クロスステッチやアイロンビーズにも応用できますよ(^o^)



今回はこんな感じに作ってみます

③この図案の、タテとヨコのマス目を数えましょう

今回はタテ30マス × ヨコ22マスです


④次に編みたいサイズを決めましょう

今回はこの図案をだいたい10㎝×10㎝にしたいと思ってます

⑤毛糸を選びます

図案を理想の大きさに再現するには、毛糸の太さが重要です

毛糸の帯には「標準ゲージ」というものが記載されています

これは10㎝×10㎝の大きさを編む時に、何目・何段編む必要があるかを表しています


毛糸が太いと、出来上がりサイズが大きくなります

毛糸のゲージを見比べて、図案のサイズに合った毛糸を選びます

今回はハマナカさんの「ピッコロ」を選びました



※重要※

毛糸に記載されている標準ゲージは、あくまでも目安です。
編む時の力加減により、同じサイズになるとは限りません。

模様編みに限らず、必ずご自分のゲージをはかってから編み始めましょう。


⑥あとは図案の通りに編むだけ!

だけ。
簡単に言ってますが、ここからが本番です。

毛糸を絡ませず、毛糸を引っ張りすぎないように、気をつけて編みましょう。

※図案の作り方の案内なので、今回は細かく説明しませんm(_ _)m

模様編みが初めての方、または久しぶりの方は 小さな図案で練習して、それから本番に入った方が良いです。

⑦完成!



くまさん完成です!


この方法を応用すれば、ひらがなや漢字だって編み込めます




これらを全て混ぜた、近年人気のダサセーターならぬダサ帽子の完成です!

ダサさが1割しか伝わらない…‼


これをヒントに、好きな絵柄や好きなキャラクターを編み込んでみませんか?



この作品は店員の私物で、店内に展示していません。
あしからず。

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製作スタッフの編み物歴・15年位
材料費:¥1380+税
制作時間:約1週間

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ノースポートモール