新宿アルタ[生地館4階・5階]

2023 30 Apr

【接着芯特集】貼り方のトラブル

みなさまこんにちは
新宿オカダヤアルタ生地館4階です♪
 
 
 
接着芯特集第3弾
貼り方のトラブル』です!
 
やってしまいがちなトラブルの例を、スタッフが実践してみました!
どうぞ最後までご覧ください♪
 
 
○接着芯が浮いてしまう
真ん中からアイロンを当てず、四隅からアイロンを当ててしまうと、真ん中が浮いてしまいます。
 
 
アイロンは、真ん中から当て始め、放射線状に当てるようにすると、防ぐことができます。
詳しくは、接着芯の貼り方〜基本編〜をご覧ください!
 
 
○シミダシ
表地の生地の厚みに対して、接着芯の糊の粒が大きすぎると起こってしまう現象です。今回は、コットンボイルとバッグ用接着芯(マンベル5800P)を使用しました。
 
 
写真だと分かりにくいのですが…
表地を触ってみると、糊が染み出していてペタペタとしています。
 
生地が薄いものを使用する場合は、接着芯の糊の粒が小さいものや、薄地用の接着芯を使用すると防ぐことができます。(ダンレーヌNR131など)
 
 
○モアレ
(光に透かすと、木目のような模様が見える)
表地と接着芯の織りが近いと起こってしまう現象です。
今回は、シーチング(AD10000L)とシャツ向き接着芯(8200)を使用しました。
 
 
光に透かしてみると、モアレ現象が見えます。
 
今回使用したシーチング(AD10000L)と接着芯(8200)は、糸番手が近く、モアレになりやすい組み合わせです。
同じ平織の組み合わせでも、ブロード(64500)と接着芯(8200)の組み合わせだと、モアレにはなりませんでした。
 
織り接着芯を使用する場合は、貼り合わせる生地の糸番手が近いと、モアレになりやすいので、編み接着芯(R111など)やモアレ防止接着芯を使用すると、防ぐことができます。
 
 
いかがでしたか?
モアレ現象は、知らぬうちに起こっていそうなトラブルですよね(; ;)
接着芯の知識が増えると、作品もどんどん美しく仕上げることができるはず♪
 
 
接着芯を有効に使ってみてくださいね(^^)
 
 
新宿オカダヤアルタ生地館4F
TEL:03-6273-2711