グランツリー武蔵小杉店

2019 25 Jul

Cotton+Steelで作る!がま口小銭入れ


こんにちは!
武蔵小杉店の タマ です(=^ェ^=)


最近、武蔵小杉店では、Cotton+Steel(コットンスティール)というブランド生地の取り扱い柄が増えました。
その可愛さに、勢い余って買ってしまったので、がま口を作ってみました!


出来上がりサイズ:たて約8.5センチ、よこ約9センチ


今回、がま口に付属している型紙がマチありタイプでしたので、マチなしにするために型紙を変えて作っております。
出来上がりの形等、正規のものと異なることをご了承ください!








材料
・がま口の口金:幅7センチ、深さ4センチのもの(がま口作り方、紙紐もセットになっている)

・表生地:Cotton+Steel 魚柄 …15センチ×30センチくらい。もしくはカットクロス1枚

・裏生地:パレットカラー帆布 …表生地と同様サイズ

・接着綿(もしくは接着芯):表生地と同様サイズ



用具
・目打ち、もしくは、がま口専用さしこみ器具

・ペンチ、もしくは、がま口専用仕上げペンチ

・はさみ

・ボンド(細口ノズルが使いやすい)

・チャコペン



接着芯の種類について
ふわふわぷっくり仕上がりにするには、接着綿やキルト芯。口金専用の接着綿もあります!

パリッと仕上げるには、不織布の接着芯。

しなやかな張りをもたせるには布(織)の接着芯。

と、好みや用途に合わせて接着芯を変えてみてください!


接着芯を貼らなくても作れます。
作業工程が減るので作りやすく、布の素材感が活かされた、くったり柔らかながま口に仕上がります♪






1.がま口に付属している型紙を、マチなしに変更する。今回は写真のように型紙を変更してみました。縫い代0.5センチ込み。




継ぎ足すカーブの形は、このようにとりました。
付属している側面布用の型を切り取り、赤丸と青丸の部分を、なだらかなカーブになるように繋げる。



こんな感じに出来上がる…はず!!
お好みで、ふっくら丸みのある底にしても、可愛いですね!






2.表生地と接着綿を、がま口の型紙が2枚並ぶサイズより、一回り大きめに切り、縮み防止の為に先にアイロンで圧着します。
(接着綿を貼らない場合は3へ)




接着綿の接着剤側と、表生地の裏面が合わさるように置く。



当て布をし、表生地側からアイロンをかける。
通常、接着芯を貼り付けるときは、接着芯側からアイロンをかけますが、ワタのタイプの時は、熱が伝わりにくいので、表生地側からかけます。


接着不良を防ぐ為に、生地が冷めてから次の工程へ、進みましょう!






3.表生地と裏生地を、型紙通りに、それぞれ2枚ずつカットする。







4.表生地を中表に合わせ、側面〜底にかけてを、縫い代0.5センチで縫う。接着綿により縫いずれしやすいので、待ち針やクリップでしっかり固定しましょう!
裏生地も同様に。







5.裏生地を、表へひっくり返し、表生地と中表に合わせる。

裏生地のみひっくり返し、表生地の中へ突っ込む!待ち針又はクリップでしっかり固定しましょう!






6.口の部分を、返し口を残し、縫い代0.5センチで縫う。口金の蝶番にあたる部分がミシンだと縫いにくいので、手で縫う方が楽です!
もちろん、ミシンで縫える方はそのままミシンでどうぞ!

小さながま口は特に、蝶番の部分がとても縫いにくい…

なのでその部分のみ、潔く手縫いで!しっかり返し縫いをして縫いましょう。






7.返し口から表へひっくり返し、形を整える。口の部分は、アイロンで形を整えると口金にはめやすいです。

アイロンをかけて、生地を落ち着かせる







8.がま口に付属している紙紐の準備をします。今回は生地が厚いので、紙紐のヨリを解き、半分に割いて、軽くヨリをかけ直し、細めの紙紐にします。
口金の長さにカットしておきます。








9.口金の溝にボンドをつけ、布を『がま口専用さしこみ器具』、もしくは目打ちで押し込む。そのあと紙紐を押し込みます。

布を押し込むシーンは、片手では撮れませんでした…






10.口金の端に当て布をし、ペンチではさみ閉じる。端4箇所全て。
先端にクッションの付いている『がま口専用の仕上げペンチ』を使用すると、当て布不要で、金具を傷つけません。






しっかり乾かしたら…




完成!!


手のひらサイズの、可愛いがま口ができました!
接着綿を使用したので、ふっくら柔らかく、触り心地が良いです(*'▽'*)



コンパクトながら、小銭もたっぷり入ります♪





作ってみたことがある方なら分かると思いますが、口金に布を押し込む工程は、ちょっとコツが必要です。


目打ちは「点」で布を押し込みますが、専用の差し込み器具は「面」で押し込むので、出来上がりのスピードも早く、綺麗に仕上がりやすいと思います。


実際に専用器具を使用している手作りブログもあります!こちらです↓↓↓↓↓↓↓↓







お気に入り生地で作るもよし!
ハギレで作るもよし!

是非一度、挑戦してみてはいかがでしょうか!





必要生地量や接着芯について等、分からないことがありましたら、お気軽にスタッフへお声かけください(*'▽'*)




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武蔵小杉店  タマ

手芸歴:3年
制作時間:2時間半