グランツリー武蔵小杉店
2017
02
Feb
刺しゅうで簡単マーク
こんにちは武蔵小杉店のJです。
今日は、刺しゅうで出来る簡単なマークの刺し方です。

刺しゅうというと難しいと思われがちですが、ラインだけでも十分表現出来ます。
用意する物は、刺しゅうする生地、刺しゅう糸25番、刺しゅう針、チャコペン、刺しゅう枠、はさみです。

まず、生地に刺しゅうする文字や図をチャコペンで描きます。

糸は6本どりになっているので、1度一本ずつにほどいて何本かに合わせます。

本数は細くしたい時は、2〜3本に。
太くしたい時は5〜6本にしましょう。
ここでは3本どりで行います。

生地に刺しゅう枠をつけて始めます。

玉結びはせず、5cmほど裏に残し針を表側に出します。

ラインの4,5ミリ先から針を表側に出します。

戻るように針を入れ、また先に針を出します。

その要領でラインにそって刺していきます。

角は下のように刺します。

ひとつ文字または模様が出来たら、刺し始めと同じように玉結びではなく、裏側の刺してあるところに通して糸を切ります。

刺し始めも同じようにします。

文字が出来ました。

同じ要領で刺し出来上がり。
チャコペンは水で消えるタイプを使用したので、刺した後は水でさっと洗って消えました。
ドライアイロンを裏から当て布をして掛けて出来上がり。
ポイント
*生地は今回綿100%のカラーシーチング を使いました。
どんな生地でもできますが、帆布などの厚くて硬い生地は刺しにくいので避けた方がいいです。
バックなどにする場合縫い始める前に刺しゅうします。
また、別の生地に刺しゅうして後で縫い付けることもできます。
*図はチャコペンで描きましたがうまく描けないという方は、元になる図をチャコペーパーで写しましょう。

*刺しゅう枠はなくても刺せますが、生地がたるんだりするのでなるべく使用した方がきれいに出来ます。
*仕上げのアイロンは台の上に毛布やフリースの生地を置きその上に作品を置いて掛けます。(せっかく刺しゅうしたものを潰さないため。)
皆様も是非お試しください。
武蔵小杉店
手芸歴10年以上
所要時間 約30分