オカダヤレシピ
2016
30
Apr
*布で作るお花の作り方*〜こだわり編〜
こんにちは!
衣装生地売場です!
今回は次回と共に生地から作る造花の作り方をご紹介したいと思います!
生地から作るので、世界でたった一つのお花になります!!
衣装の飾りやヘッドドレス、コサージュ作りにも使えますよ♪
またこれからのシーズン、ウエディングを控えている方はウエディングアイテムにぜひ取り入れてみて下さい!
そして本日は花びら一枚一枚を手作りする仕上がり本格派な造花の作り方でご紹介致します!

一枚ずつ花びらを作って縫い付けるのでひと手間かかりますが、その分仕上がりが本物のお花のようにとってもキレイです!
一からこだわって作りたい方は、ぜひ挑戦してみて下さい♪
☆必要なもの☆
・生地…作りたい花びらの枚数分取れる長さ
・ボンド
・針と糸
・ワイヤー
・ペップ(めしべに使う部分、無ければビーズやお手製で作っても大丈夫です)

↑これがペップ
☆作り方☆
①まず花びらを作ります。必要な枚数と大きさに切り抜いて下さい。
型紙を作って切り抜いてもいいですし、最後にシワを寄せて立体感を出すので、型紙なしで適当にカットしても大丈夫です!

②切りっぱなしで使えるよう糊付け作業をします。
1.まず、ボンドを水で溶きます。

↑薄めすぎるとあまりほつれ止めにならなかったりするので少量の水で溶きます。

↑ダマダマにならない様混ぜます。
2.花びらにボンドをハケで塗るか、直接浸します。

↑乾いたら透明になるので、均等にしっかり塗りましょう。
3.乾かします。

③乾かしている間にめしべ部分を作ります。
ペップをワイヤーで束ねるか、ワイヤーにビーズを通したものをねじってめしべを作って下さい。

↑こんな感じにパーツが出来ればなんでもOK!
④乾いた花びらにシワをつけて立体感を出します。

↑乾くとこんな感じ、オーガンジーを使用しているのですが、少しだけ透けが消え、糊によるハリとツヤがでます。
ちなみに糊付けは、端だけ塗ってもほつれ止めにはなるのですが、生地質が乾くと元の生地と変わるので、その変化が分からない方が良ければ、全体に塗ると良いです。
※アレンジ編-----------------

↑ちなみに全体に糊付けすればその上から油性マーカーやアクリル絵具で絵が滲まずに描けます!
よりオリジナルにしたいならオススメです!
(写真は糊付けした生地の切れ端です。油性ペンで書いてます)
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↑話を戻しますが、手で握り込んでクシュクシュっとしたシワをつけます。それだけでリアルな雰囲気が出ます。
⑤いよいよ仕上げへ!めしべ部分に花びらを一枚ずつ縫い付けていきます。
1.花びらを一枚ずつギャザーを寄せて玉止めしておきます。

↓

2.めしべに花びらを縫い付けます。

↑めしべ部分が抜け落ちないようギュッと巻きつけるように縫い付けていきます。
一枚ずつ色んな方向からざくざく縫い付けちゃって下さい!

↑全て縫い付けたら、最後に糸をぐるぐる巻いて、ひとすくい縫って玉止めします。

↑こんな感じにしておきます。

↑さらに玉止めした所や、めしべ部分と花びらの部分にボンドを塗って、取れにくくして置くと丈夫で安心です。
⑥花びらを広げて形を整えたら完成です!

↑バランスをみて花びらはカットしたり、シワをつけるとリアルになっていきます。

これで完成です!
あとはコサージュのパーツやヘッドドレス土台などに固定すれば飾りになっちゃいます!!

ちなみにこちらはスタッフが過去に同じ方法で制作したウエディング用のヘッドドレスです。
18枚の花びらを縫い付けて作ってます…!(4時間くらいかかってます…)
沢山花びらがあると制作に時間が掛かりますが、少ない枚数だと短時間で量産しやすいです!
ぜひ用途に合わせて、オリジナルのお花づくりしてみて下さいね♪
また写真の生地はすべてこのフロアにて揃う生地です!
そして他にも変わった生地を沢山ご用意しておりますので、一度売場へ足を運んでみて下さい!!
皆様のご来店お待ちしております!
それでは次回もお花づくりご紹介したいと思います!お楽しみに〜
使用生地----------

商品名:CDシャンタン
カラー:80(オフ白)
生地幅:112cm
1m価格:¥1280+税
使用m数:0.2m

商品名:ポリエステルオーガンジー
カラー:329(オフ白)
生地幅:140cm
1m価格:¥500+税
使用m数:0.1m
その他アイテム---------
・ペップ…服飾館3Bフロアにてお取扱い
・ワイヤー…同上
スタッフ情報----------
手芸歴:4年
制作時間:ヘッドドレスは4時間、解説用の花は30時間程度(ドライヤーで乾燥時間を短縮した場合)
オカダヤ新宿本店 衣装生地売場