今回はちょっと特殊なご希望に添ってみます
気に入った柄や、好きなキャラクターの編み込み模様を再現したい
と思ったことはありませんか?
編み図がないから再現できない?
編み図がないなら作っちゃえばいいじゃない!

ということで、編み込み柄の編み図を作るコツのご案内です(*^
ー^)ノ♪
①まずは作りたい図案をおこします。
今回はちょっとリアルなくまさん模様を編みたいと思います
②作りたい図案をドット絵にします
※ドット絵とは
四角い箱を一つずつ配置して表現する絵のこと。
ファミコンぽい絵と言った方が分かりやすいですかね?
スマホやパソコンに 簡単にドット絵を作れるアプリがあるので、そちらもお試し下さい
ドット絵を作れば、クロスステッチやアイロンビーズにも応用できますよ(^o^)

今回はこんな感じに作ってみます
③この図案の、タテとヨコのマス目を数えましょう
今回はタテ30マス × ヨコ22マスです
④次に編みたいサイズを決めましょう
今回はこの図案をだいたい10㎝×10㎝にしたいと思ってます
⑤毛糸を選びます
図案を理想の大きさに再現するには、毛糸の太さが重要です
毛糸の帯には
「標準ゲージ」というものが記載されています
これは
10㎝×10㎝の大きさを編む時に、何目・何段編む必要があるかを表しています

毛糸が太いと、出来上がりサイズが大きくなります
毛糸のゲージを見比べて、図案のサイズに合った毛糸を選びます
今回はハマナカさんの「ピッコロ」を選びました
※重要※
毛糸に記載されている標準ゲージは、あくまでも目安です。
編む時の力加減により、同じサイズになるとは限りません。
模様編みに限らず、必ずご自分のゲージをはかってから編み始めま
しょう。
⑥あとは図案の通りに編むだけ!
だけ。
簡単に言ってますが、ここからが本番です。
毛糸を絡ませず、毛糸を引っ張りすぎないように、気をつけて編み
ましょう。
※図案の作り方の案内なので、今回は細かく説明しませんm(_ _)m
模様編みが初めての方、または久しぶりの方は 小さな図案で練習して、それから本番に入った方が良いです。
⑦完成!
くまさん完成です!
この方法を応用すれば、ひらがなや漢字だって編み込めます
これらを全て混ぜた、近年人気のダサセーターならぬダサ帽子の完成です!
ダサさが1割しか伝わらない…‼
これをヒントに、好きな絵柄や好きなキャラクターを編み込んでみませんか?
この作品は店員の私物で、店内に展示していません。
あしからず。
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製作スタッフの編み物歴・15年位
材料費:¥1380+税
制作時間:約1週間
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ノースポートモール