okadaya溝口ノクティプラザ店
2017
20
Nov
羊毛フェルトとアクレーヌの違い
時折あるご質問「羊毛フェルトとアクレーヌは違うの?」にお答えします!
①素材が違う!
羊毛は羊の毛。
アクレーヌはアクリル繊維でできています。
…面白みのない返答でごめんなさい。
②柔らかさが違う!
固める前の綿の状態のお話しです。
羊毛はしなやかで、ふわふわと柔らかい。
アクレーヌは羊毛に比べると、少し固くて弾力があります。
③フェルティングにかかる時間が違う!
※フェルティングとは…綿を圧縮させてフェルト化させること
ここは羊毛よりもアクレーヌに軍配が上がります。
初めてでもまとまりやすく、力を入れなくても楽に作品が作れるのがアクレーヌです。
初めてさんにはアクレーヌがオススメです
④色数が違う!
ここは断然羊毛の勝利です。
1OO色以上ある豊富なカラー展開の羊毛に比べ、アクレーヌはわずか29色(2017年11月現在)
年々色数が増えているとはいえ、まだまだ淋しいですね
⑤色の混ざり具合が違う!
これはちょっと特殊な意見かもしれませんが…。
「必要な色がないときは、色を混ぜて作っちゃえばいいじゃない」
そんな時の参考に。
ここも羊毛に軍配が上がります。
繊維の長さ・柔らかさの差だと思いますが、アクレーヌはかなり混ざりにくかったです。
羊毛も混ぜやすいとは言えませんが。
結論。ある色を使いましょう。
⑥出来上がりが違う…?
↓こちらは羊毛↓
↓こちらはアクレーヌ↓
同じくらいにかたーくかたーーーーく仕上げた場合。
正直、出来上がりにあまり差はありません。
キーホルダーやアクセサリーにする場合、かたーくかたーーーーく仕上げた方が長持ちするので差は気にならないです。
羊毛はぽやぽやした毛が少し残るので、そこが少し違うかな?言われたらそうかな?くらいの差です。
⑦出来上がりがやっぱり違う!
↑⑥と言っている事が真逆になりますが…
今度は柔らか~く作った時のお話。
アクレーヌの「毛羽立ちしにくい」「独特のふくらみ感」という特性を活かした、ぷにゅっと柔らかいマスコットが作れます。
携帯ストラップに付けて、画面クリーナーとしても利用できます。
羊毛も見た目の出来上がりはそれほど変わりません。
ですが弾力がない為、クッタリした感じの出来です。
残念ながら、こちらは持ち歩くのには向いてません。
総評
初めてさんにはアクレーヌ
ぽわぽわした暖かみのある作品を作りたい方は羊毛
あとはこだわらずに、気に入った色を使いましょう
いかがでしたでしょうか?
ご参考にはなりましたか?
「羊毛フェルトに興味があるけど、形を作るのが難しそう…」
そんな初めてさんにオススメのキットが入荷しました!
今までのキットとの差はこちらの土台
土台になるおまんじゅうに羊毛フェルトをチクチク刺していくだけ!
形も安定するし、時間も大幅に短縮です(^∇^)
※オマケ※
百均の羊毛フェルトは、国産メーカーに比べるとなんとなくまとまりが悪いです。
いつまでもポヤ毛が残る感じ。