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2021 15 Jul

2022年版オカダヤカレンダー 作家様決定のお知らせ

毎年ご好評をいただいております【オカダヤカレンダー】
2022年版カレンダーをご担当いただく作家様が決まりました!

今回の作家様は
日本画家・刺しゅう作家のシロさんです!

【作家プロフィール】
作家名:シロ
日本画家・刺繍作家。
刺繍では「nijiiro factory」のブランド名で活動中。
カラフルな色彩で、作品を見る人の心が踊る様な作品作りを心掛けています。
現在は主に個展活動をメインに関西・関東で活動中。
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シロさんご自身、動物・生き物の生態や特徴・背景を細かくお調べになり、
さらにイメージに合う文様やアイテムをプラスすることで、
1つの作品に色んな意味や思いを込め、制作されている作家さんです。

▼一部の作品をご紹介します

こちらは首元の青薔薇がおしゃれなオオサイチョウ。
オオサイチョウはよく響く鳴き声とバサバサと音を立てる羽ばたきが特徴という事で、「羽ばたき」から連想して服の柄は「風車文」で彩られています。
毎日同じ時間に特定の木に訪れるという記述を拝見され、ビーズとボタンで作った時計を持たせたそう。
鳴き声の特徴や・時計についたラッパの音で、森の生き物に色んな知らせをする役割を担っていたら…と想像し、制作されたそうです。


こちらはシロさんの作品の中でも大ものとなる、鯨の刺しゅう作品です。
座頭鯨をモデルに、胴体部には吉祥の意味がある「獅子牡丹文」と縁起の良い組み合わせである波と、千鳥を組み合わせた文様、源氏雲文(瑞雲をイメージ)を組み合わせています。

鯨の頭部には立体的な小さな蝶がポイントに飾られており、大きくカッコイイ鯨に可愛らしさがプラスされています。


昨年話題となったアマビエ様。
コーラルピンクの髪と金色の星が映えて可愛い作品です。
首元は「花青海波文」、服は復活の木とも言われるユーカリの花をイメージしてデザインされており、
青海波文は人々の平安な暮らしへの願いが込められた吉祥文様です。
ユーカリの花言葉は「新生」「再生」というシロさんの願いも込められています。
 


さらに、刺しゅう枠付きの作品もご紹介します!


「蝶よ花よ」という子供を非常に可愛がり大切にする言葉から作った、コアラの親子と花の作品です。
花側は豊穣・多産・子孫繁栄の意味がある石榴をイメージされたそう。
親コアラ側には鶴の文様、背中に引っ付いている子コアラには亀の文様の服を着せて、吉兆の鶴亀の意味も込められています。
 


ヒレや鱗まで美しい、赤と反対色にあたる青緑のリボンが可愛らしい金魚の作品。
身体の模様は「分銅文」で彩られており、分銅とは、天秤で物の目方を量る標準とする重りの事で、貯金や貯蓄を表す縁起物を意味しています。
 

 


日本神話に出てくる導きの神である八咫烏(ヤタガラス)。
八咫烏は太陽の化身ともいわれているので、太陽を頭飾りにしたデザイン。
服の模様は真向兎文で、耳の長い兎は「福を集める」とも言われており、縁起がいいとされる「七宝」の文様となっています。
また、太陽の化身である「八咫烏」と月の象徴である「兎」を組み合わせることで、「日月」を表現したそうです。


カラフルな色使いと文様が美しい動物や生き物達!

一つのモチーフの中に様々な要素がギュギュっと詰め込められた緻密な刺しゅう作品は見ごたえたっぷりです!


鮮やかで繊細な作品を見て楽しむ。
そしてモチーフを見つけてその意味を知る、知的好奇心もくすぐる作品を作られています。

シロさんのInstagramアカウントHPにてたくさんの作品をご覧いただけますので、もっと作品をご覧になられたい方はアクセスしてみてくださいね。


尚、カレンダー配布時期などの詳細については、後日お知らせいたします♪

オカダヤInstagramアカウントや、シロさんのInstagramアカウントでも、カレンダー制作過程を随時更新していきますので、ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。


最後までご覧いただきありがとうございました*

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