新宿アルタ[生地館4階・5階]
2022
12
May
【インスタライブまとめ】ナイロン生地特集②防水タイプ
みなさまこんにちは
新宿アルタ生地館5階です♩¨̮
先日配信したインスタライブ(5/6 20:30)はご覧いただけましたでしょうか?
『アウトドアはお任せ?!ナイロン生地特集』
撥水生地・防水生地をメインにご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
少し多めなので分割してご紹介しています。
前回の「透湿防水タイプ」に続いて今回は「防水タイプ」をおさらい!
→透湿防水タイプについてはこちらの記事をご覧ください。
→透湿防水タイプについてはこちらの記事をご覧ください。
■防水と撥水は何が違うの?
撥水は表面で水をはじく機能です。玉のようにころころと水が転がっていくイメージです。すぐに水を払ったり、拭けばOKなのですが、濡れたまま長く放置してしまうと、繊維の隙間から水がしみだしてきてしまうことがあります。
撥水は表面で水をはじく機能です。玉のようにころころと水が転がっていくイメージです。すぐに水を払ったり、拭けばOKなのですが、濡れたまま長く放置してしまうと、繊維の隙間から水がしみだしてきてしまうことがあります。
一方「防水」は布自体に(主に裏面)しっかりコーティングを施して水を通さないようにしたものです。
内側に水を通さないという意味では撥水より効果が強いものです。
内側に水を通さないという意味では撥水より効果が強いものです。
オカダヤで取り扱っている「防水生地」はこの3種類(このほかに透湿防水タイプが2種あります)!
縦横に420デニールのナイロン糸を使用したしっかりとしたオックス生地。
裏面にPVC(ポリ塩化ビニール)のコーティングを施しているため、撥水加工はなくとも非常に高い防水性を持ちます。
裏面にPVC(ポリ塩化ビニール)のコーティングを施しているため、撥水加工はなくとも非常に高い防水性を持ちます。
↑左上が表、右下が裏面。裏面のコーティングが厚くしっかりしているので布目がほとんど見えません。触った感じはビニールやゴムのような質感です。
オックス生地自体ががっしりとした厚手ですが、PVCコーティングでより厚みと重さを感じます。
バッグやアウトドア資材にもおすすめです。
縦横に420デニールのナイロン糸を使って織りあげたがっしりとしたオックス生地。
表面は撥水加工、裏面は防水加工(ハイパロンコーティング)を施してあります。
↑上部の赤い面が表、下部の白っぽいところが裏のコーティング面。
オックスコーティングと比べると布目が透けて見えてコーティングが薄めなのがわかります。
表面に撥水加工がしてあるので「濡れてひんやりしている感」が伝わらないのと、防水機能をより高めてくれるという効能があります。
バッグやサコッシュなどの小物はもちろん、耐光性もあるためテント・タープなどにも人気です。
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【軽くて薄くて丈夫】
ポリエステル素材の撥水&防水生地。
ナイロンオックス・オックスコーティングと比べると薄く軽やかな生地です。
「マクマード加工」という耐久撥水加工をしてあるので、お洗濯や摩擦が想定されるシーンにおすすめです。
「耐久撥水加工」という表現ができるものは通常より検査基準が厳しく、水洗い30回又はドライクリーニング10回のテストを受けて一定程度の撥水機能を有しているものに使うことができます。
薄くて軽く柔らかめなので、アウトドアウェアやバッグ、巾着などにも使いやすいです。
裏面にはアクリルコーティングが施してあります。
裏面にはアクリルコーティングが施してあります。
薄くても丈夫な秘密は「ダイヤリップ組織」
(↑上部が表、下部が裏面)
よく見るとダイヤ模様のような模様が見えますが、これが「リップストップ」という織り方の特徴で、裂け防止の織り方となっています!
【併せておすすめ】
・縫い目の防水テープ(服飾館6階Bフロア取扱い)
防水生地も縫い目から水漏れしてしまうと効果が激減。
縫い目をカバーして防水対策するテープです。
・止水ファスナー(服飾館6階Bフロア取扱い)
防水加工がしてあるので、開口部(務歯部分)からの水漏れを防いでくれます。
リュックやガジェットケースを作るときにおすすめです。
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