バイヤー
2021
30
Aug
サスティナブルな天日干し生地(その①)
この夏から、オカダヤでは「天日干し生地」を全店にて取り扱いを始めています。
「天日干し生地」って?
干すのは魚くらいじゃないんですか?
そんな声が聞こえてきそうな気もします。
遠州地方(静岡西部)独特の強風である「遠州の空っ風」と、
日光をたっぷりと浴びさせる天日干しにて生地を乾燥させて仕上げています。
自然の表情を生かすため、
ナチュラルなビンテージ感とハリ・コシを残した風合いが特徴的です。
こんな感じで洗濯ものを干すみたいに生地を干すんですね。
「空っ風」っていうのは山を越えて吹きつける下降気流のことを指します。
山を越えてきた風は乾燥した状態となり、「天日干し」には最適なものとなるのです。
そしてどこがサスティナブルなのか?
生地を染めるには、実は大量の水を使用します。
これらの「天日干し生地」は通常の染色工程に必要な下準備工程を限界までカットし、
水・エネルギーを大幅に削減して染色しています。
通常の染色方法に比べて約25~50%の節水を可能にした、
サスティナブルな染色加工を採用しています。
そんなサスティナブルな「天日干し生地」を「その②」でご紹介したいと思います!